meet ⟩ 1997年meet ⟩ 1997年1997年11月8日、それはいつもと変わらない朝でした。
そして夕方。東名高速を飛ばし、静岡県浜松市に着くと既に真っ暗。
思えば、本日宿泊予定の宿『ふくふく荘』の所在は航空自衛隊浜松基地周辺としか知らず、たどり着けるのか。と思ってたらあっさり到着。こざっぱりとしたビジネス旅館だ。
みんなはまだ到着していないので、先に旅館のヒトと一杯やっておこうカナと思いつつ、辺りと見回してみると・・・なんと正面はホンダ技研浜松工場ではないか！
偶然とはいえ、まさに今回の会合（？）にふさわしい場所だ。と、一人ニヤニヤしてるとCITYが１台、中央分離帯の向こうを走ってった！さすがホンダ発祥の地。するとソレがいつの間にか目の前に。あれ？どっかで見た事あるぞ。と考える前に、そのCITYは乗り入れの段差で「ガリガリ！」。低い車体を削りつつ、開口一番「あぁ、やっちゃった・・・」いーぢまさんのご到着だ。
俺「こんばんわ！俺も今到着したトコ」
いーぢまさん「・・・・・・（落胆）」
いっきちゃん「コンバンワ〜♪（元気）」
せっかくの新作スポイラーを傷付けてしまい号泣するいーぢまさんをなぐさめつつ、さて晩飯です。いーぢまさん＆いっきちゃんとは以前に自己紹介を交わしていたので、挨拶も適当に早速お宿へ。
土木作業員らしき宿泊者達に混じり、家庭的な食堂に３人そろって鎮座。えー今日の献立は・・・肉・肉・肉（涙）。俺は昔から肉が喰えないので、早速いっきちゃんのお皿へ。２名がおいしそうに肉を頬張る姿をヤケ酒しながら眺めていると、隣のオッサンが「アンタ達仕事かっ？」。見るからに職人風のオッサン、すでに一杯入ってて目が座ってます（汗）。さすがに「遊びで来てま〜すっ！」とは気が引けて言えず、「ええ、まぁ半分は（？）」などと言ってる内、そのオッサンは関西から来ている作業員さんで、自分の息子の話やら、「若いウチはいろいろやったらえぇがな！」みたいな経験話を（酔った勢いで）聞かせてくれ、思わず吉田拓郎の『落陽』の様な雰囲気に。その話を聞き入るいっきちゃんの目にも、いつしかキラリと光るモノが（爆笑）。
オッサンも部屋へ帰り、俺達も部屋で一杯やろう！と言う矢先、浜松在住のCITYマニア、パパラッチことPP110さん登場。そして野郎４名、密室でCITY談義に花が咲き、いーぢまさんの改造苦労談やいっきちゃんの武勇伝、PP110さんのマニアネタで夜は更けてゆきました。
PP110さん「ではボチボチ帰ります」
あ、そうだ。明日は早朝からみんなで、PP110宅のCITYコレクションを拝見するんだった。時刻は22時を過ぎたところ。ではPP110さんを見送ろう、ついでにPP110さんの超綺麗なブルも拝んでおこう。と、そこにはHONDA LEAD（スクーター）が。すると今度はLEAD談義を始める関東webmaster２名。程なくPP110さんも帰宅し、じゃあまた酒買って第２部へ。そこで浜松の暗い夜道を酒屋を求めてさまよう３人。たまに通過するバイクにも、すかさずチェックを入れてるいーぢまさんといっきちゃんであった。
無事酒も買い、宿に帰ればそこはいーぢまさんの独壇場に。酔いの回ったいーぢまさんは、Mac話やCITY話に終わりがありません。そして連日の寝不足と深酒で、やたらニヤニヤしているいっきちゃん。そののち深夜 2 時を過ぎた頃、やっとwebmaster３名、おやすみなさーい。
ZZZ ・・・
朝。
一番の早起きはいーぢまさん、他の２名は夢の中。涙目こすりながらやっと８時半頃に起床。既に外では、この日行われる自衛隊の航空ショーで賑わってる模様。寝ぼけながら朝メシ喰ってると、目の前にはいーぢまさんといっきちゃんが世間話。まさに普段のチャットが3D化した様な錯覚に陥りそうだ。低血圧の俺はほとんどROMってると、１人ハイテンションないっきちゃんが、旅館のヒトを捕まえて何やらしきりにギャグを連発しています。
しばらくして早速宿を後にし、ホンダ技研浜松工場内で記念撮影を敢行してみる事に。「僕達CITYオーナーズクラブの者ですが、場内で記念撮影してもいいっすか？」。守衛さん「いいよ、でも搬入車が入ってくるから邪魔にならないでね。写真撮るんだったらあのテクニカルセンターの前なんてどうだい？」。
さすがホンダの守衛さん。俺の普通のブルと、いーぢまさんの異常なカブを一目見て全て悟ってくれました。では早速撮影を、と交互にいろいろ撮ってると、先ほどの守衛さんが帽子を後ろ向きに被り直しつつやって来た。「じゃ、みんなそろってるのを撮ってあげるよ」。
なんと言うステキな守衛さんだ。突然来た俺達にも親切にしてくれて、更ににその後、テクニカルセンター内にも案内してもらっちゃいました。やっぱりホンダ、ヨソとはひと味違うねぇ。
「そろそろPP110宅にいかなきゃ」。後ろ髪を引かれつつも、浜松工場を後にする３名であった。
（中省略）
で、PP110邸に到着。そこには・・・（つづく）
