homemodifyTURBO II ⟩ Fat BULLDOG


report: kazzee

01.jpgまだHonda CITY仲間達と出会ったばかりの頃、彼等から「東北地方にはマッチョな TURBO IIがいる」「以前雑誌で、3ナンバーのBULLDOGが紹介されていた」など、その噂を事あるごとに聞いた謎のTURBO II。どんなクルマなんだろう、どんなマッチョなヒトが乗っているのだろう。少ない情報の中、想像は膨らむばかり。

ほどないある日、東北地方のCITY仲間よりメールをもらった。「偶然通りがかったスーパーマーケットの駐車場で、凄いTURBO IIを見ましたよ!しかも、直後に買い物袋をぶら下げた女性が乗り込んだんです!」。コレはあのBULLDOGに違いない!

そして1998年の鈴鹿ミーティングにて、とうとうその謎のTURBO IIとその所有者、山田ブルさんと会う事が出来た。まさにマッチョなBULLDOGから降り立ったのは、そのイメージとは裏腹の、物腰柔らかい小柄な女性であった・・・。


02.jpgフロントスポイラーは、シルエットボーイ(現バリュースポーツ)製のCABRIOLET用スポイラーをフェンダー幅の拡大に合わせ、モデファイして装着されている。Fat BULLDOGのボリューム感には欠かせないポイントだ。


03.jpgリアスポイラーも同様に、シルエットボーイ(現バリュースポーツ)製のCABRIOLET用スポイラーをモデファイして装着。これだけだと白い壁の様(!)だが、純正オプションのリアウイングが、そのボリューム感を引き締めている。


04.jpgFat BULLDOG最大の特徴である巨大なフェンダーとサイドシルスポイラー。それらはとても頑丈に作られており、車体剛性にも一役買っていると思われる。実際運転させて貰っても、CITYの特徴でもある車体のきしみ音は、製作後8年を経た今でもほとんど無い。


05.jpg車体幅はおよそ1810mm。本来5ナンバーであるCITYだが、改造変更で3ナンバーとなっている。山田ブルさんはこの車体幅を決めるきっかけとして、自宅前の道幅にあわせたとか・・・。


06.jpgその幅広いフェンダーに合わせ、ホイールも7J-13inと、とても太いサイズ。それでも足りない為、何とこのオフセット+25mmのホイールを裏返して装着!

セッティングを行ったショップからは「あまり無理な運転は控えて・・・」と進言されたそうだが、Fat BULLDOGは通勤やお買い物、ミーティングの遠征にと、毎日大活躍だ。


07.jpg筋肉質なイメージのFat BULLDOGだが、内装はとても女性的で、目に飛び込んで来るものは全て真っ白!きっと落ち込んだ気分の時に乗り込んだら、すぐにポジティブな気持ちになりそうだ。

しかし、ミーティングの遠征時などの道中にFat BULLDOG車内で仮眠をしていると、周囲の人々が物珍し気に覗き込んで来るのが、彼女の悩みとの事である。


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