homemy life ⟩ kazzeeとCITY


05■ CITY R 前期型 // 1984年式MT車(ねずみー号)

車両価格:15,000円
購入月日:2003/03/01
購入時走行距離:約20,000km

三重県のHonda仲間・逆三郎くんと共に、彼の発見したCITYを見て回っていたところ、偶然とある自動車店に下取り車として入庫していたコイツ。「近々解体する予定です」と言う店主の言葉に、よく見れば最初に乗ったCITYと瓜二つ。

車内で仲間達と年越しそばを喰ったり、降雪で動けず一晩中車内で凍えた最初のCITYとの思い出が頭を駆け巡り、次の瞬間にはつい「俺に譲って下さい!」。と、こころよく了承してくれた店主。そこで、再登録に必要な抹消書類を前所有者に問い合わせてもらうも、何故か「書類は出せない」との回答が。ということは部品取りとして引取るしかないのか・・・。

一時は再登録をあきらめかけたが、ダメで元々と前所有者を直接訪ねてみる事にした。金物店を営むその70代男性は、譲り受ける事には同意してくれたものの「あの車はもう乗り終わった車だ。私としては部品取りにするなり、潰すなりしてもらった方がよい」と引かない。車にはいろんな思い出がこもっている。きっと俺には計り知れない親父さんの思い出がそう言わせるのだろう。

「分かりました。ナンバー取得はあきらめて部品を大事に使います」それを聞いてうなずいていた親父さん。それから数日が経ち、どうやって引き上げてこようかと思案している最中、保管先の自動車店から電話が鳴った「おじいさんが書類を出してくれたよ!」

いろいろあってウチに来たCITY R。ピカピカに磨いて、また親父さんを訪ねてみよう。


04■ CITY TURBO II 後期型 // 1985年式(カレー号)

車両価格:200,000円
購入月日:2001/03/30
購入時走行距離:約38,700km
譲渡時走行距離:約100,000km

今から数年前のある日、 知人より「商店街にブルドッグあったよ!」の連絡を受け、早速ご訪問。そして知り合った60代の印章店店主との交流はその後も続き、折あるごとにソコを訪れては、昔のホンダ車の熱い思い出話に聞き入る。

そんなある日、そのヒトは言いました。「近々車庫を改造して、永年の夢だったカレー屋を兼業したいと思う。家族からも常々AT車を買えと言われており、仕方なく手放そうと思う」。早速引取り先を探しはじめた時、「是非おまえさんに乗って欲しい。そして時々乗って来てくれ」と言われた。

訪問する度に楽しい話を聞かせてくれたそのヒト。結局その人柄にホレて引取る事に。しかし庶民の俺はとてもCITYを2台も維持する甲斐性も無く、従来乗っていたブルドッグの引取り手探しを開始してすぐ、埼玉のO氏の紹介で、岡山のG氏へと嫁ぐ事に。ほどなく名変も完了して楽しく運転していたが、前オーナーが「たまに乗る時にも2000rpm以上回さない様にしていた(?)」と言うだけあって、回転がチト重い気がする。そしてブリスターフェンダーには全て凸凹があるが、まあ気にしない。

その後、カレー屋さんが経緯を見守る中、2004/04/18にフミさんへバトンタッチ。


03■ CITY TURBO II 後期型 // 1985年式

車両価格:520,000円
購入月日:1997/02/09
購入時走行距離:約61,000km
譲渡時走行距離:約140,000km

衝動的に買っちゃった車。実を言うと自分のお金で買った初めてのCITYと言えます。この時、チト故障により車検を切らして実家保管だったCITY Rは、ブル購入先の要請により部品取り車として引き取られて行った(オマエとの思い出、忘れない・・・)。

当初、ターボがどうとか言う前にミッション車に乗るのが恐かった。ターボチャージャーの効き方は思いのほか唐突でなく、ただ「加速がいいなあ」程度で、意外と町中で乗りやすいマイルド特性。コレと比べたら最近の軽自動車のターボの方がよっぽど唐突だと思った。

余談だが、当時まだ面識のない忍NINくんも店頭販売中に時々通い、コレの購入をほぼ決意していたらしい。更にその後出会うPP110さんの友人が前所有者だった事も判明。シンクロニCITY ・・・この世に偶然なんて無いっ。


02■ CITY R 後期型 // 1985年式HONDAMATIC車

車両価格:250,000円
購入月日:1992/07/29
購入時走行距離:約54,000km
廃車時走行距離:約92,000km

この頃もう俺はCITYにゾッコンで、玉突衝突も板金で安価に修理出来ると思っていたら、車屋さんに「見積もり40万!」と言われてショックを受ける。その際、相手の保険屋さんは言いました。「いやー、この車は古くて査定が取れませんねー。いいとこ無理して3〜4万でしょう。クラシックカーや希少車のマニアなら別なんですがねー」そこで言いました。「俺は完全にCITYマニアですっ!」

そしたら保険屋さんは、「検討します」と言って1週間がたった頃、突然「あなたをCITY愛好家(!)として処理し、30万まで支払います。これが最終提示です!」と言われたので、「お金はいいから、同程度のCITYを探してもらえませんか?」と言ったら「実は探したのですがありませんでした」って事だったので即OK(ホントにゴネてません)。君も事故ったら「マニア」でいこー!

それでCITYを探し始め、2日でコイツに出逢いました(保険屋さんはホントに探したんかいな?)。店の人は「コイツはずーっと売れ残っていたヤツ」とのことで、まさに運命の出逢い。買ってピッタリ1年後にエアコンが壊れるも、それ以外はぜんぜん頑丈で、ダートに高速・引越し荷車と、用途を選ばず働き者でした(これが意外と速いんです)。


01■ CITY R 前期型 // 1983年式HONDAMATIC車

車両価格:0円
購入月日:1991/12/22
購入時走行距離:約81,000km
廃車時走行距離:約90,000km

ちょうど自動車学校に通ってる頃、当時勤めてた会社の社長がゲタがわりに買ってきたヤツ。

社長はその頃、乗ってた車が故障の為に買い換えを計画してたら、気に入ったのがなかなか見つからなくて、とりあえずの足としてコイツを8〜9万で買ったらしい。その後、社長もお気に入りが見つかって「さあ、この車をどうしよう?」って時に、ちょうど俺も免許取得し、コイツのことが気になってたら「おまえの免許取得を祝ってコレをやる!」っとバーンと気前良くもらっちゃいマシタ。

CITYの魅力を伝えてくれた最初の車であり、パンク修理や部分塗装の難しさなどを身をもって教えてくれましたが、その約8カ月後の出勤途中に玉突衝突にあってしまい、短い恋愛が終わりました。


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