homeworkshop ⟩ 電動式フューエルフィラーリッドオープナー


report: カブ13号 ⟩ 2009/12/02

今回、キーレス装着にあたり、ついでに給油口を電気式にしてみました!作業的には至って簡単だったのでビックリでした。作業前はおそらく加工の連続だろう・・・と覚悟していたのですが・・・ナント!ほぼボルトオン状態でした。簡単と思っていたキーレスの方が加工の連続でした(汗)。

殆ど必要がない機能で自己満足ですが・・・何方かの参考になればと思い掲載します。但し左リアウインドは開閉不可能に成ります。オープンモーターとウインドウレギュレターが干渉してしまいますので・・・。

今回、オープナー取り付けにあたって一番苦労したのはスイッチの配置でした。モーター取り付けには穴あけ加工等も一切有りませんでした。


01今回、使用した部品は17系クラウン後期型アスリートのオープナーモーターとスイッチ。他に汎用の延長用の配線、モーター固定用のナット、ワッシャー各1個位です。部品はたまたま有った廃車から外しました。


02ロックピン取り付け。

内張り等を外した後、一番最初にしてもらう作業です。もともと付いている純正の黒い部品を外して下さい。黒い部品を外側から先に入れて下さい。その後に白いロッドを入れて、時計回りに回してロック。これで完了です。


03オープンモーター。

とりあえず仮止めしてください。このボルト1本でロックピン(写真4参照)の調整をして下さい。配線はプラス、マイナス各1本です。片側の配線の途中にスイッチを割り込ませて下さい。プラス線は常時電源から取らないとACC等から取るとキーを回した状態でないと操作できませんので・・・。ちなみにこの部品を購入される際は、配線カプラーも同時購入をオススメ致します。モーター単体ですと作業性が悪くなると思います。


04オープンスイッチ。

ちょっと加工が雑ですが設置場所はこんな感じです。今回一番苦労したのがこのスイッチの配置でした(^^;


05ロック状態。

モーター取り付け時、ロックピンの調整の目安にして下さい。


06アンロック状態。

スイッチを押すとこの位置まで引っ込みます。給油蓋を閉める前に動作確認してください。正常に作動しない場合は開かずの扉になってしまいます!!!な〜んてね!落ち着いて鍵で開けてください(笑)。


07スプリング代わりに。

今回、スプリング代わりに使用した部品です。何か分りますか?ラチェットレンチのソケットを差すホルダーです。素材はスチール製のメッキ仕上げだと思います。このホルダーの1コマを少し加工して取り付けます。


083/8ラチェットホルダーの1コマ。

加工前はタコの様な形をしています。

購入は、工具専門店等でバラ売りしているお店ですと、多分50円もしないと思います。もしかするとホームセンター等でも購入できるかもしれません。


09スプリング加工後。

ラジオペンチで足の根元を掴み足をプライヤー等で2〜3回こねれば簡単に折れます。足を折った後は再度、プライヤー等で画像の様に頭部分を広げて下さい。これでスプリングは一応、完成です。後は車体保護や怪我防止の為にビニールテープ等で養生してください。


10スプリング代わりにスチール板。

黄色のビニールテープを巻いているので目立ちませんが、キーシリンダーの手前に弾力の有るステンレス性の板を取り付けています。結構重要な部品です。これが無いと一度開いた蓋ががまた閉じてしまいます。

取り付けはキーシリンダーを止めている金具を1度外して挟み込むだけです。少し無理やりぎみですが・・・(汗)。


11作業完了後。

閉じた状態です。クォーターとのクリアランスも問題有りません。給油口の下が少し汚れて見えますがますが、車は決して汚れていません!(笑)。あなたのパソコンのモニターが汚れているのでは?(笑)。


12作業完了後動作確認 オープン時。

全ての取り付けが完了!。こんな感じです。これだけ開いてくれれば文句なしです。モーターが作動した時の音が最高です。車内までパコッン!と鳴り響きます。クラウンと同じ♪です。(^^)/作業完了後、意味も無く何度、動作確認したことか・・・・(^^;。


加工や取り付けは全てにおいて自己責任でお願い致します。


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