カブリオレのリヤウインドウ補修は、皆さんいろいろ苦労しているようですが、今回は、ベルトを補修してみました。少し手間がかかりますが、補修というよりリペアに近い状態です。
リヤウインドウが落ち込みむと冬場は、首筋が寒くてヒーターも効きが悪くなり、風邪ひきそうです。何とかしなくては。。
リヤ硝子を支えているベルトをまず外します。リヤ硝子側の接続ねじを2×2=4本はずしチャックを開けて硝子を倒しておきます。
ベルトが車内へ入ってくる所の骨組みにカバーがかかっていますから幌を半開にしてねじを無理やり外します。角の止めは、かなり外しづらいので根性で外してください。短いドライバーでないと外せません。
幌を半開状態で、幌とインナーの間のベルト接続ねじを外します。一人でできますが幌を支えてもらうとかなり楽です。
ねじを外すとカバーは引っ張れば、簡単に外れます。
カバーを外すと骨組みの内側にナットがあります。ナットをすべて取ります。
ボルトは、幌にくっついていますので内側から押し上げるとベルトが抜けるくらいの隙間ができます。幌がやわらかければ、骨組みからボルトが抜けるくらい動きます。幌を傷つけないように無理は禁物です。車のサイドから幌とインナーの隙間に手を突っ込んでベルトをリヤ側へ押し込むように抜きます。
ベルトを外すとゴムが伸びきっているのがよくわかります。
後は、ゴムを取り替えれば伸縮自在です。
ゴムは、手芸屋さんで売ってます。適当なものを購入しておきます。手芸屋さんのゴムは、強度がないようだったので3重にして使用しています。純正品は、金具側も縫ってありましたが補修時はベルト側だけしつこいくらい縫ってあります。
長さは、あれこれやってみましたが、取付金具込みで15cmがよさそうでした。少し固めです。お好みで長さは、調節してください。ベルトのすべりが悪ければ、外したついでにロウを塗っておくとすべりがよくなります。
後は、取り外しの逆順で組み付ければ補修完了です。
慣れると取り外しと取り付けだけで1〜2時間というところでしょうか。初めてやったときは、外すだけで1日かかりました。ピーンと張った幌は気分上々です。
加工や取り付けは全てにおいて自己責任でお願い致します。