homeworkshop ⟩ TURBOのハンチング発生時の確認ポイント


report: ハンチング西山 ⟩ 2012/01/30

アイドリング時、エンジン回転が上がったり下がったりを繰り返す症状、ハンチング。

長い間、私のターボ1と共にしてきたそのハンチング現象。色んな記事を参考にファストアイドルバルブや2次空気吸入の不具合を疑っていましたが、原因は意外なところにありました。


01エンジン始動中にファストアイドルバルブを観察していたら、冷却水の温度の上昇と共に動くはずのバルブが動いていないことに気がつき、水路を調べてみると冷却水が流れてきていないことが判明。バイパスインレットパイプの詰まりが原因でした。


02インマニの真下に位置している為、全体像を確認するのは不可能ですが、EGRバルブの左側にパイプの入口が見えます。


03パイプの出口はファストアイドルバルブと数センチのゴム管で繋がっています。


04パイプ内にカテーテルを挿入して血栓を取り除く外科手術を行います。

使えそうな物として家にあったのはこの配線コードでした。ホームセンターに行けば金属のワイヤーなど、もっと良いものがあると思います。


05配線コードをパイプの左側や右側から挿入して貫通させます。


06コードにこしがない為、詰まりを崩すのに根気がいります。もう少し径が太い屋内配線のVVFケーブルも試してみましたが、硬すぎてパイプのカーブに馴染まず入っていきませんでした。


07最後にパイプの入口側から水道水を流し、出口側から勢いよく出てくれば完了です。詰まりを取り除いた後はハンチングも発生せず快調です。


作業される方は自己責任でお願い致します。


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