Col bbs

どうも、千葉のえびです。
復活作業中のマルセイユカブルですが、
マスターバック（JKC製）もお亡くなりになっており、
アシストが利かない、それでも数秒踏み込んでいるとスコンと最後だけアシストが利く、バキュームゲージで計測しても気密漏れの兆候はつかめないという困った状態になってました。

マスターバックの海外製互換品はナロー用？ものしか見つけられなかったので、
過去ログのガメ吉さんの大変貴重な書き込みを参考に、
ライフJB1マスターバック、フィットGD1シリンダ、ライフJB1リザーブタンクの組み合わせで配管不変で取り付け流用できましたので報告します。

踏みごごち調整やら引きずり改善やらで3回もマスターバックつけ外ししちゃいましたが。

過去にターボ2では配管やインタークーラが干渉してうまく行かなかったとの報告があり不安でしたが、
先にPバルブのフロント＆マスタ側配管と固定ボルトを外してずらしておくとマスターバックは真っ直ぐ取り付け可能。
GD1リザーバタンクは形状的にインタークーラと干渉するので、
シリンダ接続部が互換形状なJB１タンクに付け替えるとOK。
ただし、このあたりはカブルなので、ターボ2ではまた違ってくるかもしれません。

また、リザーブタンクがまっすぐなので、
車体に取り付けると斜めになりインタークーラホースの影に隠れてしまいますが、
ペットボトルを切ったじょうごを使ったりや、本格的にフルード交換やるときはちょちょいとインタークーラ外すだけなので。とりあえずはこれで、
もっとよい形のタンクは今後探そうかと。
フィットGE6 後期の別体リザーブタンクがよさげな感じです。

プッシュロッドがカブリオレ用よりも少々短く、目いっぱいまで伸ばしても3mm程度短いですが、踏みしろは許容範囲でした。

ブレーキ利きごこちは、アシストちょっと強めで踏み込み初期は軽い踏み心地だが制動しており、最後に踏み応えがあるとかなり強く制動します。
高速走行時はPバルブの効果かそんなにカックンでは無いです。
パニック時の踏みすぎ注意ですが、
よく利くので純正よりよいかもです。
（個人差あるでしょうが）

踏み心地を変える目的で、ためしに、プッシュロッドクリアランスを規定の0～4mmよりも、シリンダをちょっと押す-0.5mm程度にオフセットしたところ、
最初は何ともないのですが、しばらく走行時にフルードが温まってくるとやがて引きずりが発生し、
その摩擦熱で余計沸騰して全輪ブレーキがどんどん強くかかった状態になり、走行不能、冷めるまで移動も不能、ドラムからは煙が出るという恐ろしい状況になったので、注意です。
ちょっとぐらい大丈夫だろうと思って命取りになるところでした。
新品のカップ、シールの寿命をいきなり縮めてしまったかもしれません。

えびさん＞自分もそれやりました(^_^;)　試運転に出て、1キロ位走ったらめちゃ引きずりで動けなくなりました。たまたま持っていた１０のメガネで、フロントのブレーキ・フルードを抜きました。自宅までは、サイドブレーキのみで帰還。ブレーキはシビアだと思い知らされました。
分解するのが面倒なので、マスターバックとマスターシリンダーの間に1ミリのアルミ版のシムを入れて調整しました。
ロッドが短いのは、高ナットを溶接して合わせてます。
復活出来て何よりです(^^)

ガメ吉さんの情報のおかげですよ。マスターバックが壊れてるとわかったときは途方にくれちゃいました。シムは私も考えたんですが、マスターバックの気密がどうなのかな？と思って3度目のマスターバック付け外しをしました。あ、高ナット溶接ですか。それならばっちりですね。

ガメ吉さん、 おgaさん、他皆さん部品情報の書き込み本当にありがとうございました。
おかげでブレーキはなんとかなりそうです。