1981年11月発売。後に数多くのタイプを派生する事になったCITYの基本型。当時、まさにあらゆるメディアを風靡した。当初はR型のみが専用のダンパーを装備していた。その後、AA-13型ではドアミラー仕様が追加、AA-14型ではサイドプロテクターが変更された。
1982年11月発売。R型の車高を100mm上げたハイルーフ仕様車。標準ルーフと電動サンルーフ仕様があり、後部座席は2ポジションのリクライニングを備える専用の2分割式。その後のAA-13型ではドアミラー仕様が追加され、AA-14型ではサイドプロテクターの変更と、前席ヘッドレストを外してセミフラットが可能な座席を備えた。
1984年4月発売。AA-14型のR MANHATTAN ROOFをベースに、Hi-Fiサウンドシステムを装着したモデル。リアルーフ部に折畳み式のスピーカーボックスを内蔵した。停車中はサイドブレーキ警報装置と連動して、ゲート開放時にスピーカーボックスを垂直にスイングさせる事が出来る。また付属のトランスミッターを使用して、PA的な用途にも使える。
1985年3月発売。R型のマイナーチェンジモデル。内外装とサスペンションが見直された。内装の主な変更は、インパネ類の一新・バケットタイプシート・リアピロー標準装備。外装の変更点は、2色カラーバンパー・左右非対称フロントグリル・可倒式ドアミラー・アクセサリーランプ標準装備・ホディ同色ライセンスランプ・エンブレムをデカールに変更・サスはプログレッシブコイルに変更など。
1985年4月発売。後期型Rをベースにホンダ独自の『電子制御7速トランスミッション』を搭載した、R系唯一のコンピュータ搭載車。シフトはマニュアル4速だが、2 3 4速それぞれに低速・高速ギアを備える。通常は『ハイパーシフト・コンピュータ』がアクセルワークを感知し低速・高速を自動変速するが、チョークレバー横の『4MTスイッチ』で高速側の4MTのみの走行も選べる。