homeworkshop ⟩ ドアーレギュレーターの昇降調整


report: kazzee ⟩ 2007/08/30
update: 2011/09/16

最近のクルマはほとんどが電動化されて久しいサイドガラスの昇降。CITYは手動なので、レギュレーターハンドルをクルクル回して開け閉めをします。

板金修理や部品交換などの際、ドアーレギュレーターを再取付けした拍子にレギュレーターハンドルの回転が重くなってしまった、と言う事は無いでしょうか。


01ドアの内装を外して、ドアーレギュレーターのレール部分を確認します。

なお、レギュレーターハンドルの外し方は「ドア内張りはずし治具」をご参考に。


02レール左右にはガラスホルダーを取付ける為のボルト穴があり、6mmのボルトで固定されています。

このボルトを少し緩め、横方向にスライドさせるとガラスホルダーと分離出来る様になっていますが、このボルトを締める位置によって、ドアーレギュレーターの昇降が重くなってしまう事があります。また、ドアーレギュレーターの動作が重いまま長期間使用(昇降)していると、ドアーレギュレーターの要であるギア部(レギュレーターハンドル取付け部)のギアが摩耗したり破損する事もある様です。


03ボルト部の拡大図です。

本来ならヨコの大きい穴よりボルトをくぐらせて、最端までスライドして固定したいところなのですが、少し手前で固定する事で昇降がスムーズになる場合があります。図には3〜4mmとありますが、レギュレーターハンドルで昇降の具合を見ながら、最適な位置に調整してください。


なお、経験上この調整を必要とするのは助手席側のドアーレギュレーターに多い気がします。が、気のせいかも知れないので、また暇な時に運転席側も検証したいと思います。


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