■ シティーターボレース車両規則(以下原文ママ)
report: kazzee
- 使用する車両は、ホンダシティターボ1(型式 E-AA)および、ホンダシティターボII(型式 E-AA)に限定する。
- 車両の分類は、'84 JAF 国内競技車両規則のリプレとする。
- 安全規定は、'84 JAF 国内競技車両規則第4章に合致していなければならない。
- 車両の改造範囲は、JAF 国内競技車両規則第4章、第9章に従い、更に次の項目に従ったものでなければならない。
- 部品の交換 部品の交換は、ホンダシティの純正部品に限り、相互に使用自由とする。
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エンジン エンジンおよび補機は、次の各項を除き改造してはならない。
- 気筒容積 シリンダー径のボーリングリミットは、0.5mm まで認める。従ってピストンも変更することになるが、その場合、軽量加工は許されず、また純正部品以外の使用は認めない。
- カムシャフト 変更自由とする。
- サーモスタット 取り外し自由とする。
- ECU 指定のメインインジェクターとセットで指定された部品との交換は認める。
- エアクリーナー 自由とする。
- フライホイール 自由とする。
- クラッチASSY 自由とする。
- ターボチャージャー ターボチャージャーの改造は許されない。ただし、ウエストゲートASSYは、指定された部品との交換は認められる。
- タイミングプーリー 自由とする。
- ヘッドガスケット 指定された部品との交換は認められる。
- バルブステムシール 指定された部品との交換は認められる。
- 排気ガス対策装置 変更・取り外しは認められる。
- 排気系統 エキゾーストマニホールドは、改造・変更とも認められない。
- ラジエター 改造は認めない。ただし、クーリングファン・シュラウド、電動モーターの取り外しは認める。
- 点火系 プラグ以外の変更は認められない。
- オイルクーラーの取り付けは自由とする。ただし、ホースの取り付け部分は、ねじ付き連結具を使用しなければならない。
- インタークーラーホースの材質の変更は許される。
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パワートレーンおよびシャシー 次の項目を除き、改造してはならない。
- トランスミッション ホンダ純正部品による組み合わせ使用は認められる。
- リミットスリップデフ 自由とする。
- ホイール 最大幅 9J、直径 13 インチまでのスチール製強化ホイールまたは、アルミ合金ホイール( JWL 規格に合格した)の使用を可とする。
- タイヤ 最大幅 250mm、最大直径 520mm までのタイヤの使用を可とする。
- スプリング 自由とする。ただし、主要な形式を変更してはならない。
- リア・ラジアスロッド 取り付け部の変更を除き改造は認められる。
- ブッシュ・マウント類 指定された部品との交換は認められる。
- ショックアブソーバー 自由とする。ただし、主要な形式を変更してはならない。
- スタビライザー 自由とする。ただし、主要な形式を変更してはならない。
- ブレーキシステム ホンダシティシリーズ(ターボを含む)の純正部品の使用は自由。
- ブレーキパットおよびブレーキシュー 自由とする。
- クラッチフェーシング 自由とする。
- ペダル類 安全性、操作性を向上させる目的でペダルを変更することは許される。
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ボディー ボディーは、次の各項を除き改造してはならない。
- R/L フロントフェンダーおよび R/L リアーフェンダー 車体幅 1 720mm 以内で主催者は認めたものに限り使用を可とする。
- フロントバンパーおよびリアーバンパー 車体の全長 3 420mm 以内で主催者が認めたものに限り使用を可とする。
- ボンネット ホンダシティターボ I 、ターボ II の部品に限り相互使用を可とする。ただし、形状を変更しなければ樹脂製の部品の使用を可とする。樹脂製の部品を使用した場合、2点以上の締具を必要とする。
- モール類 自由とする。
- ライト ライト類の付加による最小限の変更および、補助前照灯の取り外しは許される。ただし、ヘッドライトの取り外しは許されない。
- ドアー 本体は量産のものとし、車体幅 1 720mm 以内で空力付加物の使用を可とする。
- 車体の補強 安全性の向上を目的とした補強は認める。
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車体の内部 車体の内部は次の各項を除き、改造してはならない。
- 前部座席 前部座席の取り外しは許されない。ただし、交換する場合は運転席と助手席の寸法は著しく異ならないこと。
- 後部座席は取り外すこと。
- フロントウインドシールド 合わせガラスを使用すること。
- フロントウインドシールド以外のガラス 他の透明な材質のものと交換してもよい。ただし、取り付け位置の変更は許されない。
- メーターパネルは自由とする。
- フロアマットは取り外さなければならない。
- 内張 天井の内張は取り外さなければならない。
- 安全ベルト 4 点式以上のものを使用しなければならない。
- ステアリングホイールは変更自由とする。
- ラジオおよびヒーターは取り外し自由とする。
- ロールゲージ 前部座席前方まで保護する 6 点式ロールゲージを備えなければならない。
- 燃料タンク 安全燃料タンクを使用すること。
- 車両重量 車両最低重量は 680kg とする。
- その他
- 公道使用 競技車両を公道で使用することは許されない。
- 純正部品 純正部品とは生産者より出荷された状態のもので、無修正のものをしめす。